入れ墨やタトゥーがあっても脱毛できる脱毛方法を解説
近年、男性も全身脱毛に取り組む方が増えてきています。
その中でよく「タトゥーがあっても脱毛できますか?」「刺青が入っていても脱毛できますか?」と、お問い合わせいただくことがあります。
答えは【ニードル脱毛ならできる】です。ニードル脱毛、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
「刺青やタトゥーがあっても脱毛できると思っていた・・・」という方は、非常に多くいます。
そもそも、「タトゥーを入れていればムダ毛なんか生えてこないのでは?」と疑問に思うかもしれませんが、タトゥーのインクが入るのが表皮の下にある「真皮」と呼ばれる部分であるのに対し、ムダ毛はさらに真皮の奥にある「皮下組織」という部分から生えています。
つまり、タトゥーによって毛の発毛組織までは壊れていないということになり、ムダ毛が生える可能性は十分にあると考えられます。
刺青やタトゥーがあって、脱毛したいけどできない。と考えていた方、是非希望を持って最後までご覧ください。
なぜ刺青やタトゥーは光脱毛ができないのか
そもそも、なぜ刺青やタトゥーの上は光脱毛・レーザー脱毛ができないのか、疑問に思う方もいるでしょう。そこで今回は、刺青やタトゥーが光脱毛・レーザー脱毛ができない理由について見ていきましょう。
タトゥーがあるとやけどする危険性が高い
第一に、刺青やタトゥーがあるとやけどをする危険性が高いことが挙げられます。
レーザーや光はメラニン色素に反応して熱を発生し、毛乳頭にダメージを与えて脱毛するものですが、この際の温度は、光脱毛で60~70℃、レーザー脱毛で200℃以上にも達します。
そして、刺青やタトゥーの部分にレーザーや光を照射した場合、タトゥーのインクをメラニン色素(黒い毛)と勘違いして反応し、このような高温の熱を発生してしまうことがあるのです。
その結果、肌にダメージを与えるだけでなく、やけどする可能性が出てきます。レーザーの場合は、実際にケロイドのようになってしまうようです。
また、施術の際に間違ってタトゥー部分にレーザーや光を照射してしまった場合、色素沈着が起きる可能性もあります。色素沈着を起こしてしまうと、いずれタトゥーを除去しようと思ったときに消えにくくなってしまうというリスクも発生しますので注意が必要です。
タトゥーが変色・変質してしまう恐れがある
また、刺青やタトゥーが変色・変質してしまうことも、タトゥー部分の脱毛ができないとされている理由です。
たとえば、やけどなどのトラブルによってタトゥー部分にかさぶたができた場合、それが剥がれたときに色素が一緒に抜け落ちてしまうことがあります。
また、幸いにやけどをしなかったとしても、タトゥーに使用しているインクが高熱によって変色・変質してしまい、タトゥーのデザインに影響してしまうリスクもあります。
刺青やタトゥー部分の脱毛をする方法
刺青やタトゥーがある部分には光脱毛やレーザー脱毛ができない理由はおわかりいただけたかと思いますが、やはり毛のないツルツル肌を手に入れるために、どうしても脱毛したいという方もいるでしょう。
そんな方のために、刺青・タトゥー部分の脱毛をするための方法をご紹介します。
ニードル脱毛
唯一、可能な脱毛方法がニードル脱毛です。
ニードル脱毛とは、1つ1つの毛穴の中に針(※針は通常プローブと呼ばれます。)を挿入し、毛根に電気を流して発毛組織(毛を生やす細胞)を破壊する脱毛方法です。
そのため、皮膚表面にダメージを与えません。皮膚にダメージがないため、刺青やタトゥーのデザインに影響を与えることなく、脱毛することができます。
インクに反応することがなく毛乳頭とバルジ領域に同時にダメージを与えることができ、その日に脱毛できるのが特徴です。
脱毛の歴史の中でも最も歴史が長く、現在も一番確実な脱毛方法として、讃えられています。
また、ニードル脱毛は毛を1本1本処理するため、剛毛・金髪・白髪・毛質・色黒肌・刺青の上・タトゥーの上…など毛質・肌質問わず脱毛することができます。
ニードル脱毛のメリット
脱毛方法の中で1番効果が高いニードル脱毛ですが、もちろんメリットとデメリットがございます。ここで、ニードル脱毛のメリットとデメリットを確認しておきましょう。
確実性
ニードル脱毛は、1回で永久脱毛ができると言われています。これは、1つの毛穴に対してです。
実際には、毛穴の数は数えきれないほどあるため、脱毛1回だけでツルツルにするのは難しく、毛穴Aの次は毛穴B、C、といったように、全体をなくすには他の毛穴も脱毛する必要がございます。
肌や毛質を選ばない
ニードル脱毛は、メラニン色素に反応しないので刺青やタトゥー、日焼け肌でも脱毛が可能です。そのため、インクが入ったお肌でもデザイン(絵)を崩すことなく、綺麗に脱毛ができます。
また、肌だけでなく毛質も選びません。白髪や金髪など、光やレーザーでは反応しない色素がない毛も脱毛が可能です。
デザイン性
ニードル脱毛は毛を1本1本脱毛するため、脱毛したい部分だけ無くすことができます。
例えば、髭の細かいデザイン脱毛や、乳輪の毛、ホクロの上など、光やレーザーができない範囲や、無くしたい毛だけをピンポイントで無くすことができます。
ニードル脱毛のデメリット
反対に、刺青やタトゥーもできるニードル脱毛はネックとなるデメリットもございます。これらが嫌で続かない人も多くいる脱毛方法ですので、ニードル脱毛のデメリットについてもよくみていきましょう。
施術中の痛みが強い
ニードル脱毛では、毛穴に直接針を刺して電気を流します。そのため、他の脱毛に比べて強い痛みを感じるという方が多くいます。
光脱毛やレーザー脱毛の照射は1発一瞬で終わりますが、ニードル脱毛は1本抜くのに10秒から20秒程かかります。たった10秒と思われるかもしれませんが、その間ずっと身体に電気が流れていると思うと、慣れるまで時間がかかるものです。
この痛みが我慢できず、ニードル脱毛を断念する方も多いようです。
費用がかかる
ニードル脱毛は、料金がかなり高額です。数ある脱毛方法の中では、価格が高く設定されています。
理由としては、毛を1本1本脱毛すること、技術者に高度な技術力が必要であること、高い脱毛効果があること、が挙げられます。
また、ニードル脱毛は大手脱毛サロンでのサービス提供が多いため、これも相場が高価である理由の一つでしょう。
広範囲の脱毛は時間がかかる
先ほども述べたように、ニードル脱毛は毛を1本1本処理します。そのため、脱毛を全くしたことがない方や脱毛範囲が広い方は、とても時間がかかります。
そのためニードル脱毛は、光やレーザーである程度脱毛が終わった方が取り組むことが多いようです。
一時的にムダ毛を伸ばさなければならない
ニードル脱毛は今生えている毛に対して、電気と熱を利用し脱毛していきます。そして、その場で1本ずつ摘んで処理していきます。
そのため、毛をピンセットで摘める長さがないと、脱毛ができません。
毎日剃っている方は、脱毛日に合わせて数日間毛を伸ばさないといけないため、仕事柄難しい方や、毛を伸ばすのがネックと思う方もいるでしょう。
赤みや腫れが生じる場合がある
ニードル脱毛は、毛穴に直接電気と熱を流します。そのため、光やレーザー脱毛に比べ毛包内に熱が籠りやすく、直後は赤く毛穴が腫れることが多くあります。
レーザー脱毛は肌に直接熱を浴びるため、肌表面全体が真っ赤になるのに対し、ニードル脱毛は表面ではなく毛穴の中が炎症するため、全体が赤くなるというより、毛穴1つ1つが蚊に刺されたように内側から腫れるようなイメージです。
どの脱毛方法でも赤みや腫れはありますが、ニードル脱毛の直後に大切な予定を入れることは難しいでしょう。
まとめ
このように、ニードル脱毛のメリットだけを見ると、刺青やタトゥー部分の脱毛を希望する方にはおすすめのようですが、痛みの強さや所要時間、料金などを踏まえると、じっくり検討が必要です。
そのため、おすすめは光脱毛との併用です。たとえば、タトゥーが大きい場合にはニードル脱毛のみにして、タトゥーが小さい場合にはニードル脱毛と光脱毛を組み合わせる方法です。
こうすれば、ニードル脱毛だけに絞り込んでしまうよりも、費用や時間も抑えられるでしょう。
実際には、当店でも刺青やタトゥーの上の脱毛をしたい人、白髪の脱毛がしたい人、脱毛の仕上げがしたい人、にのみご紹介しております。
脱毛が初めての方には、基本は光脱毛をすすめしております。
栃木県小山市で刺青やタトゥーの脱毛は「脱毛サロンARCA」
いかがでしたでしょうか?
当店に光脱毛でご来店されるお客様でも、刺青やタトゥーがあっても脱毛できると思っていた!という方が9割以上です。
残念ながら刺青やタトゥーの脱毛は、光やレーザー脱毛では不可能ですが、ニードル脱毛によって解決することができます。
脱毛することによって、刺青やタトゥーがある部分も毛を無くすことができるため、よりツルツルなお肌に近づけます。諦めていた方は、是非ニードル脱毛を検討してみてください。
栃木県小山市の脱毛サロンアルカでは、刺青やタトゥーの方も脱毛ができますので、気になっている方はぜひ試してみてくださいね。
※このコラムで指すアルカのニードル脱毛とは『美容電気脱毛』を指しています。
※脱毛サロンアルカは、電気分解法とフラッシュ法を組み合わせた『美容電気脱毛・ブレンド法』を導入しております。